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  目の周りだけでなく、頬の筋肉や脂肪も下がってきて、全体に老けたような感じが気になる人に適した手術です。この手術のことをフェイスリフトと称する場合も多いのですが、元来はあごや首までいじるものをフェイスリフトといい、目と頬だけのものはミニリフトと区別します。

  また、クリニックによっては、この手術に「包帯がいらない」というキャッチフレーズをつけていますが、それは深部の組織をいじらず、単に皮膚を切り取っただけでお茶を濁しているとしか考えられません。
そんな方法では、しばらくは術後のハレではりを取り戻したように見えますが、すぐに元に戻ってしまうでしょう。

@目尻から頬までのたるみが気になる人
Aあごのラインはしっかりしている人

@目のまわりのたるみだけ気になる人 (→アイリフト)
Aあごのラインや首のたるみも気になる人 (→フェイスリフト)
アイリフトの切開を耳たぶの下まで延ばし、アイリフトと同様の操作を加え、さらに頬の部分ではSMASを斜め上方に引っ張った状態で固定します。余った皮膚や頭皮は切り取って縫合します。耳のすぐ前にくる皮膚は、皮下脂肪をできるだけ取り除き、もともとの性状である薄さに近づけたうえで縫合します。

傷を気にして、耳珠(耳の孔の前にある出っ張りの部分)の後ろを切開する方法もありますが、術後に耳珠が立ってきて、耳の穴が見えてしまい不自然に見えることがあります。耳の前の傷も、誰もが生まれながらにして持っている輪郭ジワに一致させるので、気になるほど目立ちません。

*SMAS(スマス)……皮下の浅層にある筋肉、筋膜のこと。ここでは、耳下腺筋膜のことを指します。
60〜80分
耳の前  5〜 7日
耳の後ろ毛髪内  7〜10日
術後4〜5日は剥離部を中心にハレが続きますが、徐々によくなります。

その間は頭から首にかけて包帯を巻くか、フェイスマスクをかぶるかして、圧迫しておきます。これは止血のためと、剥離された組織同士を密着させて再結合させる為に必要なことです。遅くても術後5〜7日で取れます。

縫合部の傷は髪の毛で隠すことができます。耳の前まで髪をたらせるよう、伸ばしておくとなお安心です。
包帯を隠すためのスカーフか大きめの帽子。
それでも気になるのであれば、メガネ、あるいはサングラス。