鼻を高くするといっても、どのくらい高くするのかが大きな問題です。高ければ高いほどいいというものではないので、顔全体のバランスを考え決めていかなければなりません。
現実的にこれ以上は無理というのもあります。それは、その人の皮膚の性質によるもので皮膚が柔らかく厚みがあり、よく伸びるというのであれば、ある程度大きなシリコンを入れても大丈夫ですが、薄くてあまり伸びない皮膚の場合は無理ができません。
いかにも詰めものをしたというような不自然な仕上がりになったり、そのときはよくてもあとで皮膚が破れてしまうこともあるからです。鼻の整形後に皮膚が破れたというのは、このように無理をした場合であり、その人に適切な量を入れた場合は、ほぼ永久的にきれいな形が保てます。
実際は、ほんの2〜3mmの薄いシリコンシートを入れただけで、鼻筋の通った魅力的な顔になるものです。自分の思い描いたイメージだけにとらわれず、医師とよく相談して決めましょう。
また、人は普通、笑うと顔の筋肉が動いて皮膚が引っ張られ、鼻尖(鼻の先)が下がりますが、このときに鼻の皮膚に負担がかかかってしまいます。この負担を減らすために、手術の際に鼻中隔抑制筋を切断します。
というと不都合が起こりそうですが、実はこの筋肉が機能しなくても何の問題もなく、笑ったときに鼻尖が引き下がらなくなるので、かえって品のよい笑顔になるという利点もあります。
@ 小鼻は気にならないが、鼻の低いのが気になる人
A 皮膚にある程度の厚みがある人
@ 鼻が低く、小鼻が大きいのも気になる人(→隆鼻術+小鼻形成術)
A 鼻の皮膚が非常に薄い人
鼻孔の入り口に沿って切開を加え、鼻根(両目の間)まで剥離し、鼻中隔抑制筋を切断したうえで、シリコンプロテーゼを挿入し、縫合します。
シリコンは柔らかく、触ってもほとんど違和感のないものを使用し、適切な大きさや形に整えて使います。
20〜30分
7日前後
手術直後は、まぶたのあたりまでは晴れることがありますが、徐々に解消します。
術後2〜3日はテープで鼻を固定します。テープ固定は必ずしも必要ではありませんが、術後のハレを小さく抑え、プロテーゼを適切な位置に安定させる効果があります。
メガネはプロテーゼをずらしてしまうことがあるので、プロテーゼがしっかり固定されるまで術後2〜3週間は掛けないようにします。
縫合部分は鼻の穴なので、外からは見えません。
マスク
誰もが美しく思える小鼻の幅は、目の内側の点を通る縦の線に収まるか、多少はみ出る程度です。欧米人はたいがいきれいに収まっていますが、日本人ははみ出ている人が多いようです。
ただし、多少のはみ出しは気にならないものです。気になるのは大幅にはみ出している場合で、愛嬌はありますが、ちょっとひょうきんなイメージの顔になってしまうのが難点でしょう。
その場合は、隆鼻術を行うと同時に、小鼻の幅を狭くする形成術も施します。鼻が高くなり、しかも小鼻が小さく収まっていると、かなり品がよくなり、知的なイメージの顔に変わります。
→
before
after
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before
after
@ 鼻が低く、しかも小鼻の大きいのが気になる人
A 鼻の皮膚にある程度厚みのある人
@ 鼻は低いが、小鼻は気にならない人 (→隆鼻術)
A 鼻の皮膚が非常に薄い人
隆鼻術を行った後、小鼻の付け根部分を少し切り取り、内側に引き寄せて縫合します。大鼻翼軟骨のハリが強すぎる場合は、軟骨操作も必要になります。
小鼻形成術のみ・・・15〜20分
(+隆鼻術 20分〜30分)
7日前後
隆鼻術と同様
隆鼻術と同様